サムスンがベトナム工場のセキュリティチェックに乗り出した理由

サムスンがベトナム工場のセキュリティチェックに乗り出した理由

2018.12.23全社新聞より

 

最近サムスン電子セキュリティ担当者がベトナムを訪れた。担当者は抜き打ちでパートナー工場を訪れ点検に乗り出した。次期戦略スマートフォン「ギャラクシーS10(仮称)」の試作品の写真が最近、インターネットに流出した事故が、理由だった。

業界によると、最近、インターネットに工場で撮影されたと見られるスマートフォンの写真一枚上がってきた。この携帯電話は、一見何の特徴が見えない開発のサンプルでよく見られる外観を帯びた。

しかし、携帯電話の下部に「ビヨンド(Beyond)」という表示がついていた。 「ビヨンド」はギャラクシーS10シリーズの開発コード名である。写真に撮られた携帯電話がギャラクシーS10プロトタイプであり、製造現場で直接撮影した画像であることを推測することができた。

サムスンはこれセキュリティ監査を実施した。サムスン電子本社から直接調査に乗り出し写真が撮られた場所を推定されたメーカーの工場はもちろん、他のパートナーまで点検に乗り出したことが分かった。

業界によると、問題の写真は、ベトナム某工場で撮影された。ベトナムは、サムスン電子の最大のスマートフォンの生産拠点があるところである。サムスンスマートフォンの工場だけでなく、多数のパートナーが現地に進出している。流出した写真は、パートナーで働くワーカーが現場で撮ったことが分かった。

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サムスン本社から直接セキュリティチェックを実施したのは、今回の写真の流出が敏感たためとみられる。最終的な完成品ではなく、プロトタイプだが、スマートフォンを作る製造現場での情報が流出されるセキュリティ違反が発生したからだ。

スマートフォンメーカーは、情報保護のため厳格に管理する。撮影はもちろん、携帯電話持ち込みも一切遮断する。徹底したセキュリティを必要とする中、サムスンが戦略的に準備している新製品が、特に単純な噂レベルではなく、サンプルが露出されただけの緊急点検に乗り出したものと解釈される。

スマートフォンは、一般の消費者の関心が非常に高く発売前の情報が流出されることが多い。多くの注目を受けているため、内部関係者を通じた流出もできる。広告試案はもちろん、フロントガラスやカメラモジュールなどの部品が公開されている場合もある。国内外に流出される情報を専門的に扱うサイトも運営されている。

 

(私のコメント)

何気なくハノイの携帯ショップのHPを見ていたら発表前のGalaxy S10の写真が載っていました新型Galaxy Sシリーズのお披露目は毎年二月か三月のMMSだったので今年は早いのかなと思っていましたがこういうことだったんですね。

巷ではHuaweiの米国を始め米国の同盟国で次々と禁止や締め出しがニュースになっています。特にSOFTBANKが5Gの基地局Huaweiで構築をすすめていたことが明らかになりHuawei排除がSOFTBANKから発表されました。

日本で韓国がお嫌いの方が多いので世界で一番売れているスマートフォンGalaxy が唯一日本で売れていないで安心してる方も多いですが、SOFTBANKは以前から基地局の設備にSAMUSUNG製が使われています。

家電、スマホは完全に韓国に世界シェアを取られてるのですからSAMUSUNGを買うなど是々非々で見るべきではないでしょうか?